ロスカット設定の仕方

「「なんか分かる気がするー!」って内容の記事(共感から学ぶ)」とは?
・日経225先物で勝ち残るには?
・日経225先物で勝てるトレーダーになるには?
・日経225先物で勝ち続けるためには?
という目的を持った時に、普段の実践トレードとは別の視点から、ヒントとなるようなポイントを私なりにお伝えしていくものとなります。
今回の「なんか分かる気がするー!」って内容の記事(共感から学ぶ)は・・・
ロスカット設定の仕方について
です。
以下の項目に分けてお話していきたいと思います。
1、ロスカットは必要か?(ロスカットの考え方について)
2、ロスカットの設定の仕方は?
ロスカットは必要か?
まずは、そもそもロスカットは必要かどうかについて考えていきたいと思います。
前提として、ロスカットするしないに対しての正しい答えは存在しない、と私は思っています。
理由は簡単で、みなさん手法が違うからです。
手法が違ってくるとロスカット自体が邪魔になってしまうことだってあります。
ただ、私の場合はどんなトレードでも必ずロスカットを設定していますし、
日経225先物の世界では、限月もあります。
そしてレバレッジも効いていますので、
ロスカット設定をされている方が多いという前提で以下に話を進めていきたいと思います。
ロスカットについては、単純に損失を限定的にするという意味もありますが、
一番のロスカットの目的は、
『そのトレード自体の優位性が無くなったと判断するため』に行う
と私は考えています。
また、行動ファイナンス理論の中でも、
「投資家は利益が十分に上がらないうちに益出しする一方、損失の確定は先送りしてしまう傾向にある。」
と謳われています。
その損失の先送りの対処として、ロスカットを有効に使用することは必要であると考えます。
ロスカットの設定の仕方は?
では、ロスカットはするという前提で、ロスカットの設定の仕方について触れてみたいと思います。
これについても、色々な設定の仕方があるかと思います。
例えば、
・資金の〇%までに設定する
・仕掛値から〇〇円逆行したら
・どこかのラインを割り込んだら
など様々ですよね。
ここからは私の持論なので、
「私はこのようにしてるけどダメなの?」ということではなく、
「こんな考え方もあるんだ」という見方でご覧頂ければ幸いかと思います。
私の場合は、上の項目で書きました通り、
前提として、
『そのトレード自体の優位性が無くなったと判断した時』
としております。
ですから、〇%、〇〇円、とい数値は最初から決めていません。
そのトレード毎に、毎回ロスカット値は変化します。
考え方の流れとしてはこうです。↓
①そのトレードはどのような優位性を持ってエントリーしたのか?
↓ ↓ ↓
②そのエントリーしたトレードの優位性が無くなってしまう(失敗と判断する)ラインはどこか?
↓ ↓ ↓
③ロスカット値を設定
という感じですね。
ということは、具体的なエントリーの理由が明確でなければ、ロスカットの設定もできなくなってしまいます。
逆に言えば、
『ロスカット設定が明確にできないトレードはやるべきトレードではない』
ということにもなりますね。
こういった考え方の基、トレードを組み立てていくと、トレードが厳選され、
自ずと勝率も上がってくるようになります(^^)
トレードは、全ての行動において『理由』が必要です。
なぜならトレードは不明瞭だからです。
もう少し分かりやすい表現をすると、
トレードは100%未来が見えない状態で挑んでいくものです。
その透明性のない状態の中に挑んでいく我々が『理由のない行動』を取ってしまうと、
何の地図も、方位磁針も持たずに、ジャングルの中をただ歩いているだけの状態になってしまいます。
そうなると、結果は目に見えていますよね・・・
少し話がズレてしまいましたが、
ロスカット設定一つ取っても、『理由のある行動』をとることができるように、
意識してみてはいかがでしょうか(^^)/
ご参考までに・・・
では、では失礼しますm(_ _)m