トレードは難しい?(少なくとも自分で難しくしないこと)【日経225先物】

「なんか分かる気がするー!」って内容の記事とは?
- 日経225先物で勝ち残るには?
- 日経225先物で勝てるトレーダーになるには?
- 日経225先物で勝ち続けるためには?
という目的を持った時に、普段の実践トレードとは別の視点から、ヒントとなるようなポイントを私なりにお伝えしていくものとなります。
今回の記事は・・・
トレードは難しい?(少なくとも自分で難しくしないこと)
です。
トレードは難しい??
なんか雑然とした言葉で、難しい、難しくないの判断ラインは明確には決めれませんが、
何が難しいか難しくないかは別として、
まず、
『自分自身で難しくしないこと』
が大切だと私は思います。
早速いきますが、
自分で難しくしてしまっている理由は大きく分けて二つあります。
一つ目は、
中途半端な知識で経験を積んでしまうこと
「じゃぁ、どの状態が中途半端なのか?」ということについても先に触れておく必要がありますね。
それは、何もテクニカル分析を全て完璧に覚えていることではありません。
実際テクニカル分析を全て覚えようとすると、
大きく分けても、
- トレンド分析
- 移動平均線分析
- モメンタム分析
- フォーメーション分析
- 売買高分析
- オシレーター分析
- サイクル分析
- ローソク足分析
- ダウ理論
- エリオット波動論
などが挙げられます(-_-;)
私は仕事柄全て理解はしていますが、実際使っていないものは頭から忘れ去られそうになりますし、
全てを使っているわけでもありません。
けど、少なくとも皆さんが普段使用しているもの、
例えば、移動平均線であれば、
移動平均線は
- どのようなもので
- どんな特徴があり
- どのように使用すれば効果的なのか?
- またはどんな時は使用しないのか?
ということが明確に答えれる必要があります。
このことについて詳しく書いた記事は以下ページにありますので、時間のある時にでも一度覗いてみてくださいね↓
ここでは、このように明確に答えることができないことを『中途半端な状態』としておきましょう。
話を戻しまして・・・
このような中途半端な状態でトレードを続け、経験を積んでしまうことで、
トレードに一貫性がなくなり、そして上手くいかなくなり、
挙句の果てには、「〇〇分析は難しい、ダメだ」というレッテルを自分で貼ってしまい、
また、違う何かを探しにいってしまう‥
という悪循環に陥ってしまいます。
私は、〇〇分析といわれる全てのものは、一様に優れていると思っています。
但し、「その内容や特徴をしっかりと理解して、使い方さえ間違わなければ」
という前提が付きますけどね(^^)
『中途半端な知識で経験を積んでしまうことで自らトレードを難しくしている』
ことがあるということも知り、一度冷静に見直してみましょう(^^)/
そして二つ目です。
過剰分析からくる影響
テクニカル分析を一度勉強し始めると、分かってくることが楽しくなり、期待感がビックリするほど高まります。
分析することが楽しくなることは凄く良いことですし、最初は分析しまくることも大切なことだと思いますが、
それを続けていくことで、知らず知らずの内に出てくる影響があります。
それは、『分析が目的』になってしまうということです。
もちろん分析は大切です。
私も毎日分析しています。
しかし、分析だけを目的にしてしまってはいけません。
分析を目的にしてしまうと、分析したことに対して自己満足をしてしまいます。
「この〇〇分析と、この〇〇分析、そしてこの〇〇分析を駆使したー」・・・と。
けど、当初の目的は、『トレードで勝つため、負けないために分析を行うこと』だったはずです。
それが、いつの間にか、『分析だけおたく』状態になってしまうパターンがあります。
※気を害された方はすいません。私も昔は「分析だけおたく時期」があったのでお許しを・・・(^^)
分析は絶対必要なのですが、
私の場合、実際に毎日分析する内容は、もちろん上で列した〇〇分析全てを使っているわけではなく、
必要な時に必要なものを使う、ほんのごく一部だけです。
過剰に幾つかの分析方法を無暗に混ぜ込んだり、パラレルライン、トレンドラインなどを引き過ぎたりすると、
迷いが生じて、トレードの安定性が欠けてくることになりますので注意が必要です。
なんでもバランスよく、必要なものを使いこなすということが大切ですね。
「自分はこんな時は、この分析を使うんだ!」
という確固たるものを決めておくといいかと思います。
少し参考までに一つだけ、
トレード分析の基本の一つは、大きなもの(上位足)から分析をすることです。
例えば、
- 分足トレーダーは日足から
- 日足トレーダーは週足から
- 週足トレーダーは月足から
といった具合ですね。
そして、分足トレーダーであれば(どのタイムフレームでも同じ)、
①日足の分析をする
※こんな相場の時はのこ分析と、この分析方法を使うという確固たるものを決めておく
②分足の分析をする
※日足の状況を把握した後に、「じゃあこんな時は何をする」というパターンを幾つか持っておく
こんなイメージで、
持っている幾つかの知識を過剰に使いこなそうとそうるのではなく、
とにかく、シンプルにシンプルに、そぎ落としながら必要なものだけを残して使っていくことが重要なカギになってくるかと思います。
今回は、『トレードを自分で難しくしないこと』ということで、
- 中途半端な知識で経験を積んでしまうこと(知識は具体性を持つことが大事)
- 過剰分析からくる影響(分析を目的にしてしまってはいけない)
の2点に絞ってお話しをさせて頂きました。
少しでも何かのヒントになれば幸いです(^^)
それでは失礼しますm(_ _)m